2020年 初ブログ

2019年7月を最後にブログの更新が止まっていて佐藤ようの部屋を訪問してくれていた方に申し訳なく思っています。

去年の10月に九州にバイク旅に行こうと考えていましたが不幸があり旅に出ずしばらくブログの更新も控えていました。

 2019年8月から色々なことが重なりましたがようやく節分も終わったので自分の気持ちの整理として書こうと思います。

ポメラニアンを三匹飼ってるのですが一番上のチビ(9才)が8月4日に散歩から帰ってきたときに母が口の奥に何か出来ているのを見つけ5日に動物病院に連れて行き診断はメラノーマ(進行が早いガンらしく余命は早くて2ヶ月~長くて1年)

食べるのが好きな犬なのでメラノーマが大きくなると食べにくくなりストレスになるので色々な意見を求め病院を回るがどの病院の先生も手術したほうがいいと言うので8月10日に手術(メスを少し入れたらゴツゴツした岩のような黒い塊がコロンとでてきたらしい)

メラノーマは進行の早いガンなので9月の初め頃には手術する前よりも大きくなっていてリンパにも転移が見られ緩和ケアの薬を飲ませ始める。

チビのことが気になるらしくポン(3才)、ポポ(2才)がチビに寄りそうことが多くなった。


『チビに寄りそうポン』

あとどれくらい生きられるのかなと母とよく話をしていてチビの誕生日が3月29日だがそれまで生きるのは難しいと思い半年前の9月29日に9才半の誕生日をしてやろうと話していた。

9月24日の15時頃に東京の警察から電話があり私の双子の兄の崇(たかし)が部屋の中で亡くなっていると母に電話があった。

事件性があればその日に東京に行かなければならなかったが事件性はなかったので翌日25日に東京に行く。

崇が25日から仕事で韓国に行くのに24日に出社しておらず電話連絡もなく母に24日の昼過ぎに会社から電話があり何か聞いてないかと確認の電話があったが崇からは連絡ないと伝えると秘書が大家さんに電話して一緒に兄の家に行った。

大家さんがドアを開ける前に異変に気付き警察を呼んだほうがいいと言われ連絡して警察に部屋の中を確認してもらったら亡くなっていた。

25日早朝から東京の品川まで母と従姉妹と叔父さんが部屋の片付け火葬して27日の20時頃母が遺骨と帰宅。

その翌日の夜中に私の足が金縛り、29日の夜に和室でテレビを見ていると母が崇の使っていた香水の匂いがしてきたというので私は分からず何を言っているのか・・と思っていた。

翌日の夜もテレビを見てると母がまた匂いがしてきたと言うので意識してみると・・

確かに香水の匂いがしているのが分かり台所とか他の場所を確認してみたが匂いはなく和室だけで匂いがありすぐに匂いは消えた・・

霊感の強い人に見てもらうと何回も家に来ていたらしい。

私は10月に3回東京に行った。10月初めに部屋の片付けに泊まりで、2回目は中頃に日帰りで、3回目は不動産と部屋の明け渡しの話し合いに日帰りで・・

2回目に東京に行ったとき崇の一番仲が良かった友達に六本木ヒルズで会う。

私と母の知らない東京の崇を知っていて本心を色々話しているんじゃないかと思い少し期待して初めて会ったがそういった話はなく弱音を一切吐くことなく常に先を読む力があり問題もすべて自分の力で解決していたという仕事の話だけだった。

東京に3回行ったが一緒に行って助けてくれた2人(自営業の仕事もすべてキャンセルしてついてきてくれた)にとても感謝している。

崇の49日(11月6日)に母が円満院に行くが朝からチビが飲まず、食わず・・(前日から後ろ足に力が入らなくなり立ちにくくなっていた)

昼頃まともに歩けなくなっているチビが擦ってほしいとよろけながら隣にきたので珍しいなと思って擦っていた。

母が円満院から13時頃帰宅

チビはもう立てなくなっていたので私はチビ用のオムツを買いに出かける。

17時にチビを病院に連れて行く予定だったので母がポンとポポを16時に散歩に連れて行ってる時に急に和室にチビのガンの臭い(今までの臭いとは比べものにならないくらい強烈な臭い)がしてきたので気になり台所に様子を見に行くと呼吸が浅くなり始めていたので手を握り話しかけていたら眠るように息を引き取った。(崇に呼ばれたのだと思う)

チビが亡くなった場所から離れている部屋だったので臭いを感じたのは亡くなる寸前に部屋に教えにきてくれたのかもしれない。


『ポン&ポポ』

また崇と同じく数日後にチビのガンの臭いが2回ほど部屋にしてくるのが分かったので自分の存在を教えに会いにきていたのだと思う。

崇が亡くなり11月に霊感の強い人に見てもらうともっと長生きしたかった、母のことを心配しながら亡くなったらしい。

IT関係の仕事で日本のトップになって亡くなったので未練もあったが本望だったと思うと母は思っている。

今年に入りなぜか時間を大切にしたいと思いタグ・ホイヤーの機械式の時計を2本購入した。


『カレラ1887・アクアレーサークロノグラフブラックファントム』

崇が9月に亡くなり25日に従姉妹が部屋を片付けに行ったとき使っていないカルティエの時計があり従姉妹の旦那さんが大切に使わせてもらうと持って帰ってくれた。

2月1日に従姉妹の旦那さんから時計を宅急便で送りますと母にメールがあり大切に使ってくれると言って持って帰ったのに送り返すとメールが届いたので気分が悪かったらしい・・

翌日時計が届き中にあった手紙を読んだら納得できた。


『手紙』

崇が亡くなり色々考えることもありモヤモヤ感もでることがある。

それは話さなかったことの後悔とかではなくなぜもっと自分を体を大切にしなかったのかということをよく考える。

生まれた時に寿命は決められていると聞くが本当にそうなのかもしれない。

双子であっても生き方も違うし価値観も違う。

崇は崇の生き方を選択したのだから納得していると思いたい。

人生は一度きりだから楽しまないとという人が多いがそれは当たり前だけど健康があってのことだと思うし何気ない当たり前の日々を過ごせていることに感謝しなければならない。


『くま子&カルティエ  ロードスター  クロノグラフ』

節分前に戻ってきた崇の時計を見て・・よく22年間東京生活頑張ったな・・

素直にお帰りと言える自分がそこにいた。

またこれから旅ブログ書き始めるのでよろしくお願いします。