２８日に守山にある滋賀県立成人病センターに転院することになりました。
京都にある音羽病院入院生活も今日で最後の夜になりますが本当に４ヶ月半に及ぶ入院生活も長いようであっという間に過ぎていったように感じられます。
季節は春から夏に変わり・・最初はどうなることか・・と不安でしたが相変わらず麻痺があり自力で立つことが出来ない状態ですが自分の中ではなぜか音羽病院ではリハビリをやりきったような気分になってます。
あとは残存機能をいかに鍛えるか・・麻痺がどこまで回復するかで立ちやすさ、歩きやすさが変わってくると思います。
本当に先生方にはお世話になりありがとうございました。
９月４日で回復期病棟に来て３ヶ月で退院なので転院を考え１８日に滋賀県守山にあるリハビリテーションセンターにセカンドオピニオンを受けに行きました。
本日連絡があり私を受け入れるということで２８日に退院でその日に転院になりました。
守山のリハビリテーションセンターは脊髄損傷の患者が多くリハビリも充実していると主治医が話していました。
今の病院は私を馬尾損傷と診断して回復病棟の期限は９０日と判断していましたが守山のリハビリテーションセンターの先生は脊髄損傷と診断・・１５０日の期限の判断をしました。
受傷後４ヶ月ですが相変わらず麻痺が取れずにリハビリ頑張ってます。受傷して２～３ヶ月麻痺の回復は様子見て欲しいと主治医からは言われてますが４ヶ月経ちますが取れている様子は感じられず・・
一般的に麻痺の取れる期限はだいたい６ヶ月と言われてます。６ヶ月経っても取れずに残っている麻痺は残る可能性が高いみたいです。
稀になぜか６ヶ月経っても回復せず８ヶ月経ってから麻痺が取れ回復してきた患者もいるみたいですが・・今、できることは毎日のリハビリと自主トレぐらいでして・・
今は片松葉で病棟を歩いたり杖（スペインのガルシア社のハリウッドモデル）で歩く練習しています。
４月に受傷して３ヶ月になるのでここで今の体の状態をまとめてみたいと思います。
下半身麻痺（筋力低下）
ふとももの前だけ麻痺してないので前だけ筋力が戻り歩行をふとももの前の筋肉だけで歩いている感じがする（膝から下は義足つけている感じ）
麻痺の程度、感覚を１０段階で言うとふとももは１０ お尻２ ふともも後ろ２ ふくらはぎ１ 足首から下は１以下・・。足首から下は麻痺が酷く動かないので肉の塊がついているような感じです。
足首も右足は背屈可能、左足首は背屈不可能。両足首は底屈（つま先立ち）不可能。つま先立ち・・これができないことには、普通の人が当たり前にやっている蹴り出しを伴う歩行が満足に出来ないわけである。
立つ練習してもふとももの前だけの筋肉でバランス取ってるので重心が分からず数秒で前後どちらかに倒れます。足首、足指も力が入らないので踏ん張ることが出来ずに倒れてしまう。
相変わらず下半身の麻痺があります。義肢装具を付けてますが水曜の回診の時に右足の装具は取れそうだと言われてました。
まだ左足首は取れそうになく自力では力が入らず曲がらない状態なので装具を付けないと歩けない状態です。
主治医からはつま先立ちは無理かと思うと言われ・・ということはふくらはぎの筋肉も戻らないということで・・つま先立ちをするのにはふくらはぎの筋肉が必要ですので・・。
あとは２年のリハビリでお尻、ふともも後ろの筋肉がどこまで鍛えられるかで自力で何も使わず立てるか、歩けるか決まると思います。
相変わらず麻痺が続いています・・。毎日リハビリでOT,PTの先生にお世話になってますが日々少しずつですが回復？してきてるのか筋肉がついてきてるのか何週間か前よりもなんとかメニューをこなせるようになってきています。
しかしつま先立ちができないので歩行も後ろ脚を前に出すとき踵から指先に体重が移動できなく前に体を押し出すことができない状態で常に後ろ脚の踵に体重がのってるので足首に負担がかかり早く歩くことは無理な状態です。
太腿の前だけ麻痺してないので今はそこの筋肉だけ鍛えられ歩行練習している状態です。かなり太腿と膝に負担かかってます・・。
４月１７日（金）の午前１１時に仕事中に事故が起こりました。鉄工所で働いているのですが３００キロの鉄製品を溶接中に他の社員が天井のホイスト（クレーン）を動かし私が溶接していた製品に引っかけてしまい背中に３００キロの製品が倒れて下敷きに・・・（くの字・二つ折りに押しつぶされ、顔が地面に完全についていました）
第５腰椎圧迫破裂骨折（脊髄損傷）手術は午後９時から早朝４時までかかり手術で神経に突き刺さってしまった取り除いた骨と人口の骨を混ぜ合わせて作った骨が砕けてしまった５番目の腰骨の場所に入れられチタンのプレート２本でL３ーS２の背骨を固定、ボルト８本（１本１３万円）で背骨と腰骨を腰椎後側固定してます。