四国八十八ヶ所巡礼の締めくくり高野山へ

弘法大師と同行二人でめぐる四国八十八ヶ所お遍路。その旅は高野山への参拝で締めくくりとなる。

弘法大師が入定し、今なお人々の救済を祈り続けているとされる高野山は、四国霊場、京都の東寺とならぶ弘法大師三大遺跡と称される。

杉の老木が立ち並ぶ参道を抜けて奥の院へ。霊気ただよう聖域の最奥で、お遍路の長い道のりは「満願成就」を迎える。

12月11日(日)前日に雪が降っているというニュースを見たがバイクで行けるところまで行こうと思い朝8時に出発。名神から近畿道の美原北インターで降りて309号~170号~371号~370号~480号線と2時間下道を走ります。

お世話になっているバイクショップで高野山の参拝の事を話している時に龍神スカイラインは走るのには面白いと聞いていたので参拝後走りに行こうと思いましたが途中電光掲示板に龍神スカイライン雪のため二輪通行禁止標示が・・・・・

もしかしてバイクで高野山行けないかも・・と思って走っていると雪も降りはじめ・・・無事到着。。

前日に来ていたら間違いなくバイクでの参拝は無理だったかもしれません。

まず檀上伽藍へ奥の院と並ぶ高野山聖地、檀上伽藍。弘法大師が高野山を開祖するにあたって最初に諸堂を設立した所で真言宗修行の根本道場があります。

大塔と御影堂を参拝

御影堂
そのあと金剛峯寺(高野山の総称であり高野山真言宗3,600ヶ寺、信徒1,000万の総本山)で参拝の後に精進料理の中央食堂・さんぼうに・・

精進料理は素材を生かし、シンプルに料理してあり私は好きです。京都の大徳寺にもたまに食べに行きます。

精進花篭弁当(2,100円)を注文。ごまとうふ、天ぷらが入っていてお手軽に精進料理がいただけるお店です。

精進花篭弁当

そのあと奥の院に・・一の橋から続く参道は約2㎞に及び、その両脇には20万基を越える墓石や供養塔、慰霊碑が並び、武田信玄や上杉謙信をはじめ歴史に名を残す人物から戦没者まであらゆる人々の魂を祀る世界でも最大級の霊場です。

樹齢数百年の杉の木に囲まれて昼間でも薄暗いけど、どこか無常の清々しさを感じます。

奥の院に行くまでに豊臣家供養塔、織田信長供養塔、春日局供養塔が見れます。

四国八十八ヶ所納経帳、別格二十霊場所納経帳、御影帳

『納経帳・御本尊御影帳』

墨書、御朱印

『御朱印』

別格数珠ブレスレット

『別格二十霊場ブレスレット』

四国別格二十ヶ所をお参りしてお寺の名前の入った珠を頂きブレスレットに仕立ててもらったもの。

奥の院で弘法大師に結願の報告をして、その道中が無事であったことに礼をのべる。

高野山参拝は四国八十八ヶ所巡礼のお礼参りでこれを持ってお遍路の旅はひとつの区切りを迎えます。

高野山へのお参りで終わるのではなくその胸に人それぞれの思いが芽吹いています。

その思いを明日へとつなげそれぞれの新しいお遍路がまた始まっていくと思います。

来年は4年に一度のうるう年で逆打ち(88番→1番に参拝)するとかなりご利益があると聞いています。

来年は逆打ちで四国巡礼します。

無事にカエル♪